第1回目メガなしシングル対戦会を終えて

私はポケモンの意識が薄いところが透けるので余り(というか全く)思考開示をしなかったのですが折角の機会なので包み隠さず書いてみようと思います。

①対戦会前段階での環境の予測

ギルガルドファイアローの蔓延

これは対戦会の参加者全員が考えていました。
ORASレートからメガシンカを引いた時に単純に使用率最上位クラスに位置する点とギルガルドについてはメガガルーラというゴースト技無効の最強のポケモンが存在しないことに加えギルガルドを確定で倒せるポケモンが少なくなる点、ファイアローについてはメガシンカポケモンがいなくなることで耐久が全体的に下がりブレイブバードの通りが良くなる点から予測したと思います。

●トリックの使用頻度が向上

メガストーンというメールの上位互換の使用が禁止される本ルールでは猛威を奮うと推測。これにより使い手と受け手―つまり拘りアイテム持ち―が増えると予想。

この2つからメタとして拘り持ちの耐久と火力でサイクルを回す構築と相手の拘りを起点にして積んで全抜きする構築を意識する必要があると考えました。

②使った構築について

まず意識したのはギルガルドファイアローを一撃で倒すことができ、鋼タイプから相手の拘り技を半減しやすく剣の舞などで火力を増加できるドリュウズの存在でした。
私自身ドリュウズ(とカバルドン)の強さからドリュウズを中心とした構築の使用を検討したのですが慎重カバルドンを育成する時間がなかったため断念。ギルガルドファイアローに加えてドリュウズの対策を念頭に置くことにしました。

そこで第5から使っていて馴染みの深く、完成度もそこそこあったランドロス入りの壁ライコウローブに白羽の矢が立ちました。
ローブシンマッハパンチドリュウズを牽制できますし、威嚇+壁で鉢巻きファイアローブレイブバードを耐えつつ弱点保険で返り討ちにすることも可能なので採用に足りえると考えました。ドリュウズと同じくギルガルドファイアローに強いヒードランにも強いですしね。

またドリュウズのお供のカバルドンに強いキノガッサスイクンに強く、悪タイプとドラゴンタイプに対する解答のために多く存在するであろうフェアリータイプを一撃で屠りながら後続に大きな負担を与えられる鉢巻きナットレイを採用しました。起点防止の為の大爆発を採用しやすいのも構築入りの後押しをしました。

また前述で想定したメタとPT周りの相性から、起点にされたりしたりの展開に強いすり抜け小さくなるシャンデラ吠えるねむカゴスイクンを採用し、対戦会に臨みました。

③実際の対戦会の環境について

まずドリュウズヒードランが0だったのは予想外でした。その為ローブシンがお荷物になってしまいました。Sを遅くし壁展開からギルガルドにビルドはたき落とすを叩き込むという想定も剣の舞ギルガルドに分からされました。

他は全体での拘りアイテムの採用率が150%と高く、半減から起点を作りやすい環境であったのは予想通りでした。

④今回採用率が低く次回の対戦会で活躍しそうなポケモンについて

キノガッサ
ドリュウズと同じく0だったのが意外なポケモンの1匹
ポイヒもテクニも強そう

ドリュウズ
今回使用されたPTを見渡してもかなり動きやすそうな感じ
フェアリーに対する打点があるのもGOOD

クレッフィ
対戦会の前で話題になっていたらしいポケモン
話題になっていたトリックはもちろん悪戯壁貼りや威張みがも使いやすそうです。

マリルリ
突撃チョッキ型は今回居たのですが腹太鼓を積みやすそうな環境なのでそちらも意識する必要があります。

以上、こんな感じでしょうか。
次回の対戦会が楽しみです。