キタカミプロローグ構築記事

ブログアップロード時点で絶賛開催中ですが結構な完成度になったため、せっかくなので今回使用する構築を早めに共有します。

まず構築の中心として考えたのはジャラランガです。こちらのポケモンは高い種族値と高性能の積み技、全体攻撃技を持っていて、キタカミ環境の中心になると予想されます。

ジャラランガの弱点は

1.ミラーが面倒臭い

2.不意のフェアリーテラバーストで沈む

3.黒い霧などの積みリセット

4.全能力上昇を謳っているが実質ACS+1のみで2回目以降はHP消費と耐久上昇が釣り合ってない

ことが挙げられます。

特に4の弱点は致命的だと考えてます。

雑にガブサナがマジカルシャイン地震をするだけでテラスタルを切ってもソウルビートができない体力まで減らされるか、テラスタルや持ち物次第ではそのまま倒されてしまいます。

それを克服する為に鉄壁プレスジャラランガの採用を考えました。

鉄壁プレスジャラランガ採用のメリットデメリットをまとめると以下の通りです。

強み

1.一般的なソウルビートジャラランガに強い

2.性質的に耐久振りのため居座り性能が高い

3.ボディプレスが高火力

4.ソウルビートと比べて黒い霧からのリカバリーがしやすい

弱み

1.急所で瓦解

2.特殊技相手にはソウルビートに比べるとマシだが脆弱

3.ゴーストタイプになす術がない

上記の強みを殺さず弱みを補う相方が必要です。そこで候補に上がったのがアブリボンとオーロンゲです。両者とも相手のソウルビートジャラランガに対峙した時に足を引っ張らず、かつ特殊方面のデバフバフを有しています。また型的にジャラランガの素早さを全く伸ばせない都合上、2段階レベルの素早さバフデバフもあると便利です。

その中で2.との噛み合いがよりよいオーロンゲの方を採用することにしました。

ここまででジャラランガはHBベースの特性防音で鉄壁プレスまでは確定しています。更に居座り性能を向上される為、ジャラランガは鋼テラスタルにして、まもると食べ残しを持たせることにしました。食べ残しを持たせているのでHPは16+1にしたいので実数値は177-*-194-*-130-106で余り4です。性格を図太いにするか腕白にするかは残り一枠の技を決めてから選びます。

オーロンゲは特性悪戯心で両壁の光の粘土持ちは確定している為、攻撃技とSデバフの技を決める必要があります。Sデバフは初手に出す都合上交代しても効果が続き、また電気タイプが少なく通りやすい事から電磁波を採用しました。実数値は仮想敵が多すぎて悩みましたが201-141-111-*112-81が合計耐久値を多く効率の良いパラメータになったのと、補正がないゲンガーのヘドロ爆弾くらいは耐えるのでこれに決めました。

さてこの組み合わせで一番厄介なのはボディプレスを対象変更技で吸い寄せるゴーストタイプのポケモンです。そう、具体的にはヤバソチャが鬼門になります。そこでジャラランガは火炎放射、オーロンゲはかみくだくを採用する事にしました。両方を当ててもヤバソチャを確実に倒せるわけではありませんが、負担を与える事ができます。ジャラランガに火炎放射を採用した為、性格は図太い、残りの4は特攻に振ります。

最後にオーロンゲのテラスタルですがかみくだくの火力上昇期待で悪テラスタルにしました。

これで2体は確定したので後続についてです。

まずはオーロンゲが倒れたか引く事を想定します。

この場合、盤面には鉄壁を積んだジャラランガと壁がある状態ですが削られている可能性があります。体力次第では縛りが発生してる可能性もあるため、それをおもてなしと怒りの粉で回避できるヤバソチャを採用しました。その際、怒りの粉はジャラランガを特殊技から守る用途で使用する為、ヤバソチャの配分はHD特化としました。怒りの粉は叩き構築に対しても有効な為、よりそれを活かせるゴツゴツメットを採用しました。残りの技についてはジャラランガのボディプレスを耐えた相手にトドメをさせる範囲技のシャカシャカほう、耐久値を引き上げるいのちのしずく、S関係を逆転させるトリックルームで決まりです。最後にテラスタルですが環境に氷技がなく、かつオーガポンの物理技を半減で耐えやすいドラゴンにしました。

ここまでゴーストタイプへの打点と範囲技がないため、それを補うポケモンが必要です。また、そのポケモンジャラランガが不幸にもびっくりテラバーストで退場した時の捲り性能も期待されます。

このルールでそれを高水準で満たせるガチグマを選びました。

まず実数値についてはオーロンゲの電磁波支援があるため、それを活かすために素早さを若干あげます。

実数値90までであれば麻痺したイッカネズミは抜けるのでそこまでSに振って、残りは一掃役ができるように特攻に振り切ります。残りを耐久値が高くなるように分配しました。

技はブラッドムーン、大地の力、ハイパーボイスまでは確定です。持ち物については火力アップアイテムが欲しいですが交代するケースもあるのと初動の遅さから定番ののどスプレーではなくシルクのスカーフを選択しました。また、テラスタルは攻防に優れるノーマルにしました。

最後の技については隣のS操作を待つ間に盤面に固定できるようまもるを選択しました。

ここまでが基本選出で残りの二枠でその短所を補います。鉄壁ジャラランガに頼る都合上、ゴーストタイプが多めの構築は辛いです。そこで対面性能の高いゴーストポケモンである襷ゲンガーを採用しました。

技については採用理由的にシャドーボールは確定です。

残りは盤面にゴーストが2体並んだ時に交代を強制できる滅びの歌、滅びの歌と相性のいいまもるを採用しました。最後の一枠はタイプ一致のヘドロばくだんか凍える風で悩んでます。

今回はヘドロばくだんにしましたが凍える風持ちも準備してサブロムもやろうかなとか考えてます。テラスタルはゴースト打点の向上のためゴーストにしました。

最後はこのルール最強のポケモンである水オーガポンを採用しました。あまり選出はする予定ではないですが雨に対して牽制できることを期待してます。技は盤面に居座りやすくするようにニードルガード、隣のジャラランガやガチグマを守れるこのゆびとまれ、タイプ一致のツタ棍棒までは確定です。残りはやどりぎのたねとウッドホーンで悩みましたが処理の早いウッドホーンを選択しました。配分はガブに強くなるために素早さ実数値を170まで引き上げ、残りをHPと防御に振りました。これはヤバソチャを特防特化させたのと、最悪の場合テラスタルを切れば特殊技もこの指で受けれることを期待してます。

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以上で構築の説明は終わります。

お疲れ様でした。

ここまで長文を読んでいただき感謝いたします。

 

 

追伸

 

本番はダメでしたがその翌週の100人規模の仲間大会で1位になりました。

鉄壁ジャラランガの強さをある程度示せたと思います。